ニコニコ落語⑧。


聴く側としては、江戸は「オレの噺を聴け」。上方は「オレの落語で笑え」という印象があります。
福笑一門が好きなおいらにとっては、笑わせたもん勝ちというスタンスが上方の魅力です。


昨日、尼での米朝一門の勉強会へ行きました。
この一門は笑わせたもん勝ちとは、ちょっと違う。
筋はしっかりと聴かせて、笑わすところはしっかり笑わすという、上方落語としては、聴いててホント心地良い落語が聴けました。
やっぱり、上方落語をはじめて聴くって方は、この一門の落語会をお奨めしますね。


米朝師匠の名人芸と、吉朝さんの東の旅の発端をお楽しみください。
東の旅は、入門してはじめて教わる噺だといいます。
これは、パチパチやりながら、リズムが鍛えられること、声が大きく出せるようのなるとか色々とあるようです。
笑い所が少ないのは、東の旅のプロローグだから、しゃーないです。
旅の雰囲気を感じさせるわけです。これから、面白い噺が続きます・・・。





おしまい。